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【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】


[178]キャプ森ロワ:2010/01/29(金) 22:53:57 ID:???
リンダ「…魂を集めてもそのままじゃどうしようも出来ないわ。だからその集めた魂を何らかの方法で力に変換する
必要が出てくる…その変換をサッカーの点を取るという行為で行うということじゃないかしら?そしてさっき言ってた
世界を乗っ取るという儀式も兼ねている。この世界はさっき見た記憶の通りサッカーというものが物凄く影響力を
持っている世界だから儀式の媒体とするには十分…そしてその変換と儀式が完成するのが3点分ということだと思うわ…
変換する魂の数も多いでしょうし…儀式も大掛かりだと思うから…逆に私達が点を取ると魂を解放するという事になって
3点目を取った時点で全員が元の世界に戻れるように儀式を組んである…恐らくはこういうことじゃないかしら?」

ジョアン「全く持ってそっちの穣ちゃんの言うとおりじゃの…いや助かったわい…ワシは正直理屈が分からないものでな…」

自分の代わりに完全に説明してのけたリンダをジョアンは褒め称えるが、当のリンダ本人は何か思い当たる事が
あるのだろうか、顎に手をやり何事か考え込んでいる。その表情はいつに無く険しい。

森崎「そ、そんな事が出来んのかよ…?」

嘘は言ってない事は分かるのだが、それを現実として受け入れられるかはまた別問題で、流石にサッカーで
世界の運命が決まると大それた事にもなっていれば森崎のこの反応は当然で、他のメンバーも似たような反応だった。

ヤン「忘れたのかい?この世界は言わば電脳世界とも言うべき世界だ。つまりはそういう風にプログラムした…と言う事さ。
確かにサッカーをして勝ったら世界を乗っ取れる…なんて些か信じがたい事ではあるがね…(やはりどうにも
腑に落ちないな…サッカーを儀式に使用するというのはこの世界の事情や今までの事から十分に納得できるが、
問題はそれを行使する連中の方だ…今の話だとジョアン氏は儀式の枠組み以外殆ど関わっていないと言う事になる…
しかもこの条件ではやはり“奴ら”には全くメリットが無い…だがジョアン氏が嘘を言っている様子も無い…となると…)」

そんな森崎に補足を入れつつもヤンには先程の懸念材料が再び頭をもたげる。


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0ch BBS 2007-01-24