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1- レス

【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】


[213]キャプ森ロワ:2010/02/06(土) 21:12:43 ID:???
そして笑い声を残しゾーマとガーネフの姿は消失した。姿が見えなくなっても沈黙が続く中、

ヤン「ふぅ〜やれやれだな…まさかあんな化け物共とサッカーをやる羽目になるとは…人生判らないものだ…
そしてこれから行くところは生贄の祭壇と来た…」

その沈黙を破るのはこの場の雰囲気に似つかわしくないどこか間延びしたヤンのぼやきだった。

ヤン「一応確認しておくが…我々には大まかに二つ選択肢が残されている。まずはあの旅の扉を通って奴らと
サッカーでケリと付けるという選択肢…そして次に奴らが言うように怖気づいて逃げるという選択肢…」

ゆっくりと皆の顔を見渡し、何時ものように後頭部を掻きながら淡々と事実を述べるヤン。
そして他のメンバーはヤンの言葉の続きをただじっと待っている。

ヤン「まぁ違いは当たって砕けるか逃げて砕けるかの違いかな?…他にもあるといえばあるが…
大体がこの二つの派生で碌な選択肢は無い…まぁここまで来たら当たって砕けろを選択するのが人間としての
尊厳は守れるのかもしれないが…ここで一つ問題点が出てくる…何故奴らはサッカーを挑んでくるのかだ…
あれだけの力を持った連中が…おかしいとは思わないかい?」

リンダ「それは…儀式にサッカーという媒体を……あッ!!」

ヤンの疑問に答えようとしたリンダが途中で何かに気が付く。それにヤンは頷きを見せて

ヤン「そういう事だ…我々がサッカーをしなければ少なくとも奴らはこの世界に留まるしかない。
儀式が完成しないからね…もしサッカーを挑み我々が敗北する事があれば、他の世界まで奴らの魔の手が
伸びる事になる…だから戦わないというのも立派な選択肢だろう。…まぁいざとなれば以前話したとおり
レナスがこの世界ごと破壊してくれるそうだが、彼女とて万能ではないからね…出来なかった時がマズイ事になる…
正直なところリスクは高い…それが判っていても尚挑むか…」


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0ch BBS 2007-01-24