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【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】


[492]キャプ森ロワ:2010/02/28(日) 22:29:39 ID:???
センターサークルへボールを持ちゆっくりと歩いていて来るカミーユをオールスターズのメンバー総出で出迎えている。
今起きた現象は誰にとっても衝撃的で信じられず、超モリサキも正直何と声を掛けていいのかすらまるで頭にない。
しかしそれでももはや難攻不落かと思われたゾーマからどんな形にせよ1点をもぎ取ったというのはオールスターズにとって
再び希望を抱かせるという事には違いなかった。だから一言目はとりあえず労いの言葉からと決め、その後はカミーユが
発した力についての尋問だろうか?という事をぼんやりと決めていた。そしてカミーユがセンターサークルまでやってくると

超モリサキ3「カミーユ…」

まずは超モリサキが先ほど考えていた言葉を紡ごうとすると、カミーユがおもむろに両手を上げてボールを差し出してくる。
超モリサキは自分のタイミングをはぐらかされた感じがしてそれを拍子抜けしたように見つめた後、
気を取り直してボールを受け取ろうとして…その手は空を切った。

超モリサキ3「え…?」

呆然となる超モリサキの耳にボールが地面を叩く音が空しく響き、目の前のカミーユの体がゆっくりと崩れ落ち地面に伏す。
そして彼のポケットからハロが滑り落ちる。そのハロが微かに淡い碧の光を放っている。それはまるでハロが誰かの為に
涙を流している様にも見えた。

シュナイダー「…!?」
ピエール「カミーユ!?」
超モリサキ3「おい…カミーユ!?」

何事かと仲間達が次々と倒れ伏すカミーユを心配する声を上げるが…
その声はもうカミーユ・ビダンの耳に届くことは無かった…


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