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【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】
[725]キャプ森ロワ:2010/05/28(金) 13:21:27 ID:???
ガーネフ「バ、バカな…」
その状況を驚愕の表情をもって見つめるガーネフ。超モリサキが決死の覚悟でボールを止めた見せた事、
無論それにも驚いた事には驚いていたが、そんな事は目の前で起こった不可解な現象に比べれば些細な事であった。
自身の渾身のマフーによって生み出された悪霊達がゴールを覆いつくさんと襲い掛かったその瞬間…
突如全てが碧の光によって雲散霧消した。そしてその発生源らしきモノがガーネフの目にはどうみても
何の力も心も持たない玩具。そんな矮小な存在が自分のマフーを完膚なきまでに破った事がどうしても信じられない。
知らず知らずのうちにガーネフは口元をワナワナと震わせていた。そのガーネフの視線の先には超モリサキのポケットに
入っていたはずのハロが粉のような大量の碧の光を放出し続けている。
ゾーマ「……この光……」
ハロが放つ碧の光は徐々に部屋全体を覆いつくそうとしている。その光の粒子一つ一つがゾーマには癇に障って
しょうがない。そして本能はこの光がもたらす危険性も同時に訴えかけていた。
シュナイダー「モリサキ!?…な、何だ?今のは…何が起きたんだ?」
ピエール「…あれは…確か…カミーユの…?」
そして森崎の事を気にかけながらもシュナイダーとピエールも今ゴール前で起こった現象に目を奪われている。
そんな中、森崎がゴールポストを支えにしながらゆっくりと立ち上がる。
森崎「ハァ、ハァ、ハァ、ハァ…」
中指は根元から逆方向へ折れ曲がり、超モリサキモードもポストとの激突の衝撃で解け、額からは血が流れ出る。それでも
瞳だけは力を失わず、息を切らしながらもパスを出そうとゆっくりとグラウンドを見渡す。しかし今オールスターズで自らの両足で
立っている者は自分とシュナイダーとピエールの三人のみで、その三人にしてももはや誰もが五体満足といえない状況であった。
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0ch BBS 2007-01-24