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【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】


[742]キャプ森ロワ:2010/05/28(金) 13:40:58 ID:???
ザ・ニンジャとアシュラマン。ジャンクマンと同じく悪魔の中でもエリート中のエリートとされる悪魔騎士の名を戴く超人。
共に正義超人達との戦いに挑んだ同志でもあった。しかし今のジャンクマンは悪魔超人の頂点でもある悪魔将軍では無く、
南光太郎という漢を信奉している。彼らからするとそれは悪魔を捨てたとして裏切り行為に違いなく、恐らく止めを刺しに
来たのだろうと思うと再会を余り喜ぶ気にもなれない。しかし光太郎に付いていった事に後悔など微塵も無く、そして寧ろどこぞの
馬の骨とも分からぬ輩にやられるより彼らに止めを刺されるのならそれはそれで本望と思えた。だがいくら待てども彼らは
自分に止めを刺しに来る気配が無い。不思議に思って顔を上げるとそこには…大きな一本の手が差し出されていた。

ジャンクマン「サ、サンシャイン…?」

手を差し伸べている超人はやはり自分と同じ悪魔騎士のサンシャイン。いったいどういうつもりなのかとその手を
まじまじと見つめるジャンクマンにサンシャインはニヤリと笑みを見せる。

サンシャイン『悪魔にだって友情はあるんだぜ…』

この瞬間全てが理解できた。もはや彼らの間にこれ以上言葉というものは必要無かった。差し伸べられた手をしっかりと掴み
立ち上がるジャンクマン。無論感謝の言葉など言うはずも無い。それは三人の仲間達にとっては無粋でしかないないからだ。
だからジャンクマンは無言で三人に背を向け再び戦場へ戻る。そして三人も新たな道を往こうとしている仲間の背中を
自分達の姿が消えるまで無言で見送った。


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0ch BBS 2007-01-24