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1- レス

【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】


[851]キャプ森ロワ:2010/06/24(木) 00:05:19 ID:???
>>843 うう…そう言って貰えるなんて…本当ありがとうございます…これだけでもやって来た甲斐があるってモノです。

C よし!迷ったらまずはヤン提督に相談だ!これがこっちへ来てからの常套手段だからな。

森崎「提督…どう思います?」

森崎の言葉で全員が一斉にヤンの方へ顔を向ける。思えば冴えなさそうなオッサンというのが
ヤンの第一印象だったはずである。しかしいつの間にかこうやっていの一番に相談を持ちかけるようになったのは
何時の時からだろう。こちらの世界に来て能力面での成長は勿論だが、森崎が一番変化した部分はただ誰かを
信用ではなく、信頼するようになった事であったかもしれない。そしてその変化に一番影響を与えた人物こそが
当初森崎が冴えないオッサンと評したヤンであろう事は間違いなかった。そして全員の視線に何時ものように
困ったように頭を掻き、大きく息を吐きながらヤンが言う。

ヤン「そうだな…ジョアン氏の事も含め、私の考えはもう決まっているし、そしてここで私の考えも言う事も出来るが…
それでは単に私の意見に流されるという事に過ぎない。だから君達が本当にどうしたいのか、それをまず各々に
問いただすべきだろうね。その上でどうすべきかと言う事になるな…」

ヤンとしてはジョアンの条件とやらは無論分からないが、ここに至ってこちらに危害を及ぼすような類ではないという事は
理解していたのでそれを告げ、皆を安心させる事は簡単だった。しかしあえて告げない。何故ならジョアンは自分だけではなく
“全員”と言っているからである。だからこそ各々が自分で判断しなければ意味が無いとヤンは考えていた。

ジョアン「で…どうなんじゃ?」

そしてジョアンが静かに森崎に問いかけてくる。それに対し森崎はまずゆっくりとメンバーを見渡す。
それぞれがすっきりとした表情で一人一人森崎に頷きを見せる。自分も含め全員同じ気持ちだったというのを悟ると、
自然と口の端が釣り上がったのが判った。


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0ch BBS 2007-01-24