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【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】


[88]キャプ森ロワ:2010/01/01(金) 23:55:06 ID:t7jAM2aE
C 「…まだ役者が揃ってないみたいだが?」

森崎が言う役者とは以前別世界に飛ばされた時に居たアルスの仲間だというクレアと言う女性とリンダが仇と言っていた
黒いフードを身に纏った老人ガーネフの事である。両方共に森崎は攻撃されており忘れたくとも忘れることが出来ない。
ヤンの推測だとジョアン達と共謀しており、全てが終わったこのタイミングで姿を現すものだと身構えていたのだが、
それらの姿はどこにも見当たらない。

ジョアン「…なんじゃ?そんな事を気にしてどうする?褒美はいらんのか?せっかく…」
森崎の問いを笑い飛ばし再び同じ事を語り掛けるジョアンの言葉を制するように

カミーユ「もうこんな茶番終わりにしたらどうですか?今更そんな与太話子供でも真に受けませんよ!!」
カミーユの怒号が響き渡る。その声色はこんな状況にも拘らず、皆思わずギョっとしてしまう程に苛烈を極めていた。

ジョアン「茶番…じゃと?」
しかし当の言われた本人の方はカミーユの言葉に何か感じるところがあったのか、目を細め若干声のトーンを下げながら返す。

カミーユ「それはそうだろ…貴方はさっき大抵の事が出来ると言ってたけどそんな事が出来るなら、そっちの目的が何かは
知らないけど、なにもこんな馬鹿げた事をしなくても自分たちの事位どうにか出来るはずだ。でもそれをしないって事は…
最初からそんな事は出来ない…そういうことでしょ?それに俺達は別に何かを欲しているわけじゃない…ただこの馬鹿げた
催し物を最初から無かったことにして欲しいだけだ!…でもそれもその目的の為とやらで出来ない…違いますか?」
先程よりはいくらか落ち着いた声色でカミーユはジョアンに言葉を返すが、そのカミーユの言葉を聞いているのか聞いてないのか
ジョアンは眉間に皺を寄せながら何かを考え込んでいる。そのジョアンを見つめながらヤンは思考する。

ヤン(…カミーユの言っていることは全く持って正論だ…だからこそ我々はジョアン氏から真相を聞かねばならない…
その事によってたとえそれがどれほど残酷でどのような結果を迎えたとしても…)


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0ch BBS 2007-01-24