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【絶対に】森崎in異世界8【負けられない戦い】


[94]キャプ森ロワ:2010/01/05(火) 22:54:53 ID:???
全国の場でも順調に大会を勝ち進む南葛SC。大まかな流れは同じなようで、試合順は自分の記憶している物と合致していたが
試合内容は所々自分の記憶しているモノと食い違いは存在した。しかし一番の大きな違いが見られたのは決勝戦明和FCとの試合。
この試合南葛SCのゴールマウスを守るのは自分ではなく、若林であった。試合の方はもつれにもつれ再延長の末
翼が最後の最後に2得点を挙げ4-2で南葛SCが優勝を決めていた。

森崎(やっぱり違うな…まぁこの試合の最後は…あまり思い出したくないから丁度いいが…)
自分の記憶の中にある若かりし頃(といってもまだ十分若いが)の失敗を思い出しながら、
目の前には優勝旗を掲げる翼の姿が映っていた。


そして月日は流れ南葛中へと進んだ翼は中学生活三年目を迎える。翼率いる南葛中学は全国中学生サッカー大会で
二連覇を成し遂げ、前人未到の三連覇を賭けた戦いが始まろうとしていた。それを見ている森崎の世界もその流れ自体は
自分が体験してきた事と同じだったが、自分の時と大きく異なる点が二つ。その一つ目は本来であれば自分の左腕に
巻かれる筈のキャプテンマークが翼の左腕に巻かれていた事。そして二つ目はパラレルワールドの森崎有三の実力だった。

前者の事は森崎にとっては小さな出来事ではない。キャプテン投票で森崎がキャプテンに選出された時の自分を見る
翼の表情は今でも忘れられない。あの時こそ今まで眼中にも無かった自分を翼がはっきりとその存在を認識したと時と
言ってもいい。

森崎(…翼がキャプテン…か…)
実力から言えば自分の世界でも当然在り得た状況。しかし目の前のパラレルワールドでキャプテンマークを巻いている翼を見ると、
何故だかそれこそが唯一絶対かのような説得力が感じられ、自分がそれを巻いていた事が嘘かのように思えてくる程だった。


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0ch BBS 2007-01-24