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【鮮血の】幻想のポイズン21【竹林カップ】


[113]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/07(月) 23:21:41 ID:???
西尾?「どうしたんじゃ、早苗さん?」
早苗「あ、西尾?さん……いえ、明日の試合を考えていたんです」
西尾?「オータムスカイズか……確かにあいつらは強そうじゃのう。 じゃが、任せておきなせぇ!
    このわしがゲルm……静岡の富士山魂を見せちゃるからのう!」
諏訪子(今、絶対ゲルマンって言いそうになった!!)
早苗「はい、ありがとうございます西尾?さん」
神奈子「さあさ、明日の試合はひとまず置いて、まずはこれからの試合だよ。
    今日も快勝して、明日に向けての勢いをつけようじゃないか!」

常識を取り戻し、以前に比べ格段に慎重かつ理知的に戻った早苗。
逆を言えば臆病になりがちで生真面目に戻ったとも言え、あれこれ考えてしまう傾向がある。
それに気づいたのかどうかは知らないが西尾?は明るくも早苗に声をかけ。
神奈子が目の前に集中しようとチーム全体に告げると、早苗はようやく笑みを浮かべる。
それを見てどことなく安堵をしつつ……神奈子は不意に空を見上げた。
竹林スタジアムは魔法の森ドームとは違い、空は開けており雲や太陽が見え隠れしている。

神奈子「……明日は、風が吹くね」
早苗「神奈子様?」
神奈子「んや、なんでもない。 ……さ、行こうか、整列だ」

大気の動きを読んだのか、それともただの妄言か。
ぽつりと呟く神奈子は早苗の肩を抱きつつ、そのまま整列に向かうのだった。


0ch BBS 2007-01-24