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【鮮血の】幻想のポイズン21【竹林カップ】


[120]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/08(火) 00:10:26 ID:???
>観客席での出来事→ ダイヤ8 =椛「すまねッス、ちょっと仕事があるの忘れてたッス……」 そう言うと椛は妖怪の山へ……
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リリーW「そうですか〜、仕方ないですよ〜」
リリーB「……偵察は私達でやっておくから、気にしないで」
椛「申し訳ないッス! んじゃ、後は頼むッス!」

妖怪の山は幻想郷にしては珍しい縦社会。
妖怪の山に所属をしている椛は、勿論そこでの命令に背くことは出来ない。
今日は昼から哨戒の仕事があったのだと思い出すとリリー達に後を頼み。
椛は一人、竹林スタジアムを抜けて妖怪の山へとひた急ぎに急いだ。
そして、なんとか遅刻をする事もなく早速上司の命令を受け仕事に取り掛かる。

椛「哨戒任務も楽じゃねッス〜……」

下っ端哨戒天狗として、妖怪の山を見回る椛。
自分と同じ白狼天狗は複数いるのだが、そのものたちも今は別の場所で見回りをしているのだろう。
空を飛びながらきょろきょろと哨戒活動をしていると……。

キュピーンッ! ドドォォン!!

椛「ス……スゥッ!?」

突如何かが遠方で光り輝いたかと思うと同時、耳を劈く程の轟音が響き渡り地面を振動させる。
思わず椛はそのもふもふした耳をぱたりと閉じつつ、目を細めて轟音のした方へと目を向けた。
光は徐々にではあるものの収まり始めているが……まだ振動は収まっていないらしく。
地面に着地をすると、ふらふらと椛の体が揺れてしまう。


0ch BBS 2007-01-24