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【鮮血の】幻想のポイズン21【竹林カップ】


[121]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/08(火) 00:11:32 ID:???
椛(これはもしや……太歳星君……という奴の仕業ッスか!?)

以前、紅魔館の紅美鈴と会話を交えた際、そのような噂話を聞いた事があった。
太歳星君――中国の道教に伝わる、祟り神の一種。
話によると災いをもたらす存在として考えられているらしく、主に地震を起こす神であるとか。
そして、その地震を放つ際には震源地を発光させるのが特徴なのだという。

椛「な、なんと恐ろしい……! こ、これは一大事ッス! とにかく報告に急がねば……!」
文「報告の必要は無いわよ、椛」
椛「あ、文さん!?」

哨戒天狗として上司に報告をしなければと判断し、その場を飛び立とうとする椛。
しかし、その前に現れたのはなんと自分よりも高い位を持つ烏天狗――射命丸文である。
妖怪の山に椛が住んでいた頃は特別仲の良かった椛と文。
とはいえ、それも先輩後輩というような間柄である。

驚く椛を尻目に、文は葉団扇で口元を隠しつつげんなりとした表情で先ほどの震源地へと目を向ける。
いつもならばスクープだ!と幻想郷一のスピードで現地に向かおうとするだけに、何やら様子がおかしい。

椛「報告の必要がねぇって、どういう事ッスか!?」
文「する意味が無いって事よ……ほら、早く哨戒任務に戻りなさい」
椛「む……むむ!?」

椛の言葉にもまるで興味が無いといった様子の文。


0ch BBS 2007-01-24