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【鮮血の】幻想のポイズン21【竹林カップ】


[131]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/08(火) 19:00:34 ID:???
文「ぐあああ、目がぁ! 目がぁぁぁぁ!!」
椛(よし、見事に目潰しが効いてるッス! 今こそ自分の力を見せる時!!)

目に入った砂を取り出そうともがく文を見つつ、椛は残った力を振り絞り立ち上がる。
そして仲の良い先輩を攻撃するという事実に良心が痛むが、これもまた幻想郷の為だ。
小さく呼吸を整え、姿勢を制御し正拳の構え。
目を細めつつ、下半身を前へと突き出しながら一気に突撃――。
そう、これもまた以前美鈴に教えてもらった古武術の型――その名も……。

椛「狼牙――風風拳!!! ハイ! ハイ! アターッ!!」
文「ぐえーっ! やられたー!」

両手から繰り出される椛の高速ワンツー攻撃。
さしもの文も無防備な状態で必殺の技を受けてはどうしようも無い。
ハイーッ!と最後の一撃を食らった瞬間文は絶叫を上げながら倒れこみ、そのまま気絶をしてしまう。

椛「はぁっ、はぁっ……危なかった。 この狼牙風風拳がなければやられていたッス!」

額の汗を拭い、強敵だったと一息つく椛。
一応文に謝罪とばかりに礼をしつつ、自身のトレードマークである刀と盾を拾い上げ。
さて、そろそろ上司に報告に行かなくてはと考える椛だったのだが……。

椛「ハッ!? いや、待つッス……思えばそれも軽率……。
  文さんはまるでこの事に取り合ってくれなかったッス、という事は、他の烏天狗様達も取り合ってくれないのでは?」


0ch BBS 2007-01-24