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【鮮血の】幻想のポイズン21【竹林カップ】


[291]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/10(木) 20:42:38 ID:???
>反町のコーチング→ ダイヤ2 +サンタナの練習→ ダイヤA +(マーク一致+5)=シュート+1
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明日の試合に向け、シュートを鍛えようと言う反町。
しかしながら、サンタナの胸中はといえばいささか複雑なものであった。
サンタナの目指す選手像とは、あくまでもMF。
しかし、今のサンタナの技術はとにかくシュートに特化している。

サンタナ(これじゃあ、FWみたい……)

MFであれば、DMFであるヒューイやDFである妖精1とも容易にコンビネーションを取る事が出来る。
だが、もしもFWに移動する事となればそれも難しい。
強気で勝気ではあるものの、意外にも仲間意識は強いサンタナ。
もしかしたら反町がFWとして自分を起用するのではないかと不安に思う。

サンタナ(ううん、人間はちゃんと私がMFになりたいって言ってたのを覚えてる筈だし……きっとこれも何か考えてるんだわ!)

それでも胸中の不安は完全には拭えず。
結局、練習も気の抜けたものとなり成果は特に上がらないまま終わるのであった。

サンタナ(…………)
反町(うーん……もう少し、伸びる筈なんだけどな。 ……仕方ない、これ以上続けても意味は無いし帰るか)

どことなく落ち込んだ様子のサンタナを促し、帰り支度を整える。
既に宵闇に染まりつつある道を歩き、そうして反町は自宅へと帰りつくのであった。


0ch BBS 2007-01-24