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【鮮血の】幻想のポイズン21【竹林カップ】
[326]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/12/10(木) 23:53:12 ID:???
五十一日目 土曜日 朝
翌日、反町は何かがドンドンとぶつかる音を聞いて目を覚ました。
あまりにも五月蝿い為に二度寝も出来ず、内心苛立ちながら瞼を擦りつつ起きだす。
一体何がドンドンと当たっているのかと、未だに完全に覚醒しきらぬ頭を振りながら音のする方向へと目を向けると……。
反町「……風?」
朝日が差し込むガラス窓が、ガン!ガン!と音を立てて軋んでいた。
どうやら強風が吹き荒れているらしく、窓から恐る恐る外を見てみると時折ゴミのようなものが風を受けて舞っているのが見える。
反町(強風か……試合に影響が無いといいんだけど)
試合に悪影響が無いかと心配しつつ、反町は欠伸を噛み殺しながら服を着替え始めた。
顔を洗ってから居間へと向かうと、そこには既に反町よりも先に起きていた一同が揃ってお出迎え。
一同もこの強風で目を覚まし、いつもに比べて早めに起き出したらしい。
反町「おはよう……凄い風だな」
妖精1「……外に出たら、吹き飛ばされそうだよね」
静葉「試合が始るまでに収まってくれればいいのだけど……」
幽香「もし試合でもこの風ってんなら……風下側のチームは不利にはなるわね」
反町(台風並とは言わないけど、確かにこれだけ風が吹き荒れると影響は出てしまいそうだなぁ)
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0ch BBS 2007-01-24