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【鮮血の】幻想のポイズン21【竹林カップ】
[886]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/12/15(火) 22:04:52 ID:???
果たしてオータムスカイズが2点差を守り、或いは更に広げて勝利を収めるのか。
それとも風の影響で後半は有利となる守矢フルーツズが怒涛の反撃を見せるのか。
観客達が割と好き勝手に予想をしている間にも時間は過ぎ去り……試合再開の時間となる。
オータムスカイズ、そして守矢フルーツズのメンバーはそれぞれフィールドへと姿を現し。
それを見た観客達も改めて歓声を上げて両陣営に声援を送るのだが……。
ざわ…… ざわ……
観客「お、おいおい……なんでこの場面で妖精を出すんだ!?」「いや、わからん……」
「昨日と同じく、何か出来る妖精なんじゃ?」「でも今度はあいつ、サイドハーフだぞ? DFやボランチじゃねぇ!」
サンタナ「ふふふ、秘密兵器の登場に驚いてるみたいね!」
オータムスカイズの静葉に代わり、フィールドに姿を出したのはサンタナ。
しかし、観客達から見てみれば当然ながら他のヒューイや妖精1との見分けなどつくはずもなく。
また、これもまた当然ながらサンタナの能力がわかる訳でもなく。
どうしてこのタイミングでサンタナが出てきたのか、と疑問の声が沸きあがる。
それを聞きつつサンタナは秘密兵器である自分が出てきたからこそ観客は驚きざわめいているのだとなにやら勘違いしていたのだが……。
早苗「このタイミングで、名無しの妖精ですか……」
神奈子「ふむ……確かに疑問に持つべきだろうけど……何か、考えがあっての事だろうね」
早苗「はい、そう思います……」
諏訪子「オータムスカイズはこれまでにタックル、競り合いが上手い妖精を入れてきた事があったからね……。
あいつも、恐らくは何か出来る奴なんだろう」
早苗「静葉さんの代わりにサイドハーフ……という事は、やはりドリブラーでしょうか?」
西尾?「パサー……は無いじゃろうの。 この風じゃ、このタイミングで出してくるとは思えん」
神奈子「……とにかく、油断はしないようにしておこう」
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0ch BBS 2007-01-24