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【シャンハイの】キャプテン松山18【大冒険】


[143]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/12/18(金) 20:28:24 ID:???

B シャンハイは松山の装備品扱いにする



シャンハイに質問しながら、霊夢は足早に診療室の扉に向かって歩いていってしまう。
黒髪に舞う蝶のような赤リボンを揺らして先を行く霊夢を、正気づいたシャンハイが慌てて追いかける。
霊夢の横顔をチラリと見て、先ほどの問いに自分なりの答えをはっきり伝えた。

シャンハイ「私は……光様のお力になれるほうを選びます」

戸の引き手に指先を触れたところで、霊夢はシャンハイを肩越しに見やって、勢いよく戸を開いた。
その音に、カルテファイルが収納された棚の近くに設置されてる机の前に陣取ってた永琳が顔だけ向けてくる。

永琳「あらあら、やっと来てくれたのね」

霊夢と、(一瞬横のシャンハイを見て)言った永琳の言葉に、

霊夢「やっとって何が?」
永琳「……この前の試合の時、痛めた腕を診たでしょう?
    患者さんが、その後の経過も知らさないまま放置されては医者だって困るのよ?」
霊夢「あ〜……痛みもなくなったし綺麗さっぱり忘れてた」

臆面も躊躇う様子もなく、忘れてたことを正直に告白する霊夢だが……
永琳は、傍若無人な手合いの相手も慣れたものと、咎めたり注意するより自分の要望を簡潔に伝える。

永琳「それじゃ、袖外して上着も脱いでちょうだい。サラシはそのままでいいから」
霊夢「私の治療で来たんじゃない。ほら、あんたから言いなさいよ」
シャンハイ「ハ、ハイ! お医者様、怪我して動けない光様を助けてください!」
永琳「……? 詳しい話を聞かせてもらえる?」



0ch BBS 2007-01-24