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【シャンハイの】キャプテン松山18【大冒険】


[328]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw :2009/12/22(火) 23:13:03 ID:???

松山宅の謎に迫れ! →  クラブA
クラブA→「大昔には滅んだ鉱山町だったと聞いてます」


松山の家の所在地と、冥界で先代の庭師に教育として読まされた文献の中で、深く記憶に刻まれた災いを起こした場所。
血縁であり、目標としてた師との思い出だけに忘れる筈がなく……今の松山の家が建ってるのはまさしくそこだった。
いわくつき物件、と思えるレベルを星の彼方まで超越してそうなショッキングな情報に、松山は全身蒼褪めた。

妖夢「あ、その、昔のことですから。
    確かに……その昔栄えた鉱山街だったと伝承に残ってます。有毒ガスが発生して住民も離れていったと……
    だけど、60年経とうと、幻想郷でそんな事件は起こりませんし」

フォローを重ねるが、妖夢は決して鉱山街が滅んだ事実は否定はしない。
齢を重ねた妖怪や、転生を重ね記録を続ける家系には、過去の事件では片付けられない。
きっと、その時代、その有様を直接目にしてる筈なのだ。 厄過ぎる事実を前に、松山の視界は軋んだ。

松山「は、はは。ハハハ。そうだようん昔話に今を生きる若者が囚ワレチャイケナイヨネ」
妖夢「そ、そうですよ! 未来を見据えて精進あるのみです! 
   (また……苦渋の色が、老木の年輪の様に刻まれた気が。ずっとこんなこと繰り返して来たんでしょうか?)」

少年の苦難の道程をなんとなく察して、真実ではあるものの、悪いことを伝えたかと妖夢は後悔して……
気まずい空気に加え、心を沈ませる曲が幻聴で流れはじめたので、松山は自分を鼓舞して速やかに話題を変える事にした。

松山「(他……何話そうかな)」



0ch BBS 2007-01-24