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【シャンハイの】キャプテン松山18【大冒険】
[754]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw
:2010/01/08(金) 16:31:44 ID:???
紫は、松山に何の期待も込めてないかのような、酷薄で無慈悲な言葉を重ねていく。
苛立ちを越えた感情の激発に顔をしかめる。 頭の奥が発熱したかのように熱くなる。
シャンハイが何か言いかけるのが見えた。
が、お邪魔虫とばかりに紫の瞳が底光りすると同時に、スキマから生やされた数多の手がシャンハイを拘束する。
振りほどこうと暴れるも、手群の力は強くシャンハイは抜け出せない。見かねた松山が叫ぶ。
松山「シャンハイ!? 何をするんだ! 離せよ!!!」
紫「まぁこわい」
おどけるように紫が言うと、シャンハイは開放はされたが何かされた様子で脱力したままコロンと床に転がされた。
停止したシャンハイは損傷などはなく、安堵とも怒りとも判別できぬ荒い息を吐く松山。そこへ。
紫「最近の貴方に起きたこと……それらは直接目や耳にしなくとも把握してます。
自分の無力、道の遠さ、険しさを嫌と言う程味わったのでしょう?」
松山「……」
正鵠を射た紫の言葉。しかしそれを認めることも否定もできず、松山はただ沈黙する。
痺れを切らしたというわけでもないだろうが、紫が全く関係ないような言葉を付け足した。
紫「……どうかしら? 私ともう一度勝負をしてみない?」
スキマ妖怪が次に述べたのは、意外にも挑戦状だった。突拍子もない展開に、松山の出した答えは……
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0ch BBS 2007-01-24