【シャンハイの】キャプテン松山18【大冒険】

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[874]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/01/11(月) 23:02:25 ID:???

松山「つまり……天気を変えたり地震を起こす凄い力を持ってる人には妖怪の山に入って登らないと会えない。
　　　　博麗神社が潰されたのもその人のやった事で、もう霊夢さんに懲らしめられて反省したってことか」
アリス「概ねそんなね。だけど……妙に理解が早いわね？」
　　　　
言葉の端に猜疑心を見せたアリスに、松山は自分の聞いたことも話すことにした。

アリス「ふんふん……なるほど。神社を見て……スキマ妖怪にはぐらかされたけど噂程度には話を聞いたわけね」

納得した風に頷きつつ、アリスは裏で違和感を感じていた。

アリス「(神社に張り込みしろって？妙な話だわ。そんな話して誘導させて何の意味が？
　　　　誘導？何か見せたいものでもあるのかしら……？天人の修理を見せたいわけじゃないでしょうし)」
松山「アリスさん。急に黙ってどうしたんだ？」

困惑する松山に、アリスは何か聞こうとして、止めた。
スキマ妖怪がどんな目論見を抱いてるにせよ、自分と関わり薄いことに過度に踏み込む気は起こさなかった。
ただ、松山は兎も角、アリスに気懸かりなのはシャンハイの事だ。
自分の魔法や技術。それらの集合体と呼べるシャンハイに何かあったり、他者の手に渡って調べられたりする。
シャンハイが自分の意思で松山を主人と仰ぐ事自体は許容できても、秘匿を暴かれるのは何としても避けたかった。

前次写

0ch BBS 2007-01-24