【シャンハイの】キャプテン松山18【大冒険】

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[992]キャプテン松山 ◆RxYivCScyw ：2010/01/15(金) 22:08:43 ID:???

阿求の練習　→　スペード2
A～4→　成果なし

それから結局……練習は捗らなかった。
守矢イーグルスで、レベルの高い選手に囲まれ、手ごわい対戦相手と激戦を勝ち抜いた松山。
知らぬ内に、彼ら彼女らを、幻想郷の基準にしてしまってた。
そこへ、徹底インドア派でろくすっぽ体を動かす事とも縁遠かった稗田の阿求さんのコーチング。
事前に体が弱いと聞かされてても、実際直面して上手く指導できるかは別。
阿求がボールを蹴ったり、ドリブルする度にハラハラしてしまい、コーチがこれじゃあ成果が上がる筈もなかった。

松山「(女中さん達の気持ちが……上へ下への大騒ぎになる理由がわかった……よぅくわかった……)」

かくして、お昼休み。
松山は、いつもの飲食店通りではなく、練習場近くでよく利用されてる手近な店でおにぎりを買ってきた。
帰ってくると、不思議なことに阿求の膝元には、栄養満点のお弁当が乗せられていた。

松山「(……？まさかっ！？誰かが見てる！？監視されてるのか俺――！？)」

ざっざっと周囲を見るが、それらしき人物の姿はない。
阿求は不思議な顔して松山の挙動を見てるが、体を動かした後のお弁当は美味しいらしく箸を動かすのに戻った。

松山「(今のうちに……何か話しておくか？)」

前次写

0ch BBS 2007-01-24