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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】


[339]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/20(日) 21:27:52 ID:???
反町達がその後、フィールドから立ち去り控え室へと戻っている頃。
試合が終わり、誰もいなくなったフィールドを見据えるは観客席にいる午後の試合の出場者達。
即ち、紅魔ルナダイヤルズと永遠亭ルナティックスの2チームの面々である。
午前の試合の結果は、オータムスカイズの圧倒的勝利。
その攻撃力、守備力共に見せ付けられた2チームは焦燥感を持ちつつも……。
まずは次の試合、午後からの準決勝に対して思いを馳せる。

美鈴「いやぁ〜……オータムスカイズさんは強いですねぇ」
三杉「やはりあのチーム力は今大会屈指だろうね」
小悪魔「いざとなればスタメン全部を名有り選手で固めれるんですもんね……強い訳ですよ」
パチュリー「……まあ、それでも勝てない相手でも無いけれどね。
      明日戦う為にも、今日の試合は必ず勝たなければならないわよ」
三杉「ああ、わかっているさ。 言うなら今日の試合は仮想オータムスカイズとの戦いだと思った方がいい」
美鈴「仮想オータムスカイズ、ですか」
パチュリー「言い得て妙ね……。 ただ、それもあながち間違いじゃない。
      今日の試合に勝てれば、オータムスカイズを攻略する事は割とスムーズだと思うわ」
小悪魔「? あれ、そういえば咲夜さんは?」
美鈴「お手洗いじゃないですかね? まだ控え室は使えないでしょうし、先に行ってるって事は無いでしょう」

輝夜「ん〜……あー、午後からは私達の試合だっけ〜」
慧音「うむ。 午後1時から紅魔ルナダイヤルズ戦だ。 ……リーグ戦のように上手くはいかんだろうな」
輝夜「賢者の石とか、あの、ボランチの……なんとかシュートとか止めなきゃいけないのよね〜。 うー……」
慧音(以前までの紅魔ルナダイヤルズの守備寄りのチームだったが……今大会からは逆に攻撃的になっているからな。
   果たして私と輝夜でどれだけ食い止める事が出来るか……特にパチュリー・ノーレッジは要注意だな)
輝夜「ん? あれ、そういえばえーりんはー?」
慧音「そういえば……姿が見えんな」


0ch BBS 2007-01-24