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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】


[34]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/17(木) 20:09:13 ID:???
佐野が伸び悩み、反町との実力差に自信を喪失している頃。
その当の反町も、果たしてこれからどうしたものかと頭を悩ませていた。
後半8分、守矢フルーツズの猛攻を運良く止める事は出来たものの……。
にとりと幽香の間の確執、そしてまだまだ続くであろう敵の攻撃は大きな不安要素である。

穣子「……反町、今はにとり達の事気にしてもしゃあないわ。 とにかく、こっからどう攻めるか決めましょう」
反町「あ、ああ……そうだな」

唯一の救いは、表面化した確執に穣子が一切関していないという事だろうか。
何かと反町を気遣ってくれる穣子の存在は、今この時はとてもありがたい。
小声でそっと囁く穣子に内心で感謝しつつ、反町はまずここをどう乗り切ろうかと一同に問いかける。

幽香「……攻めるのはサイドアタックで十分でしょう。それより、問題は守備よ。
   私としては……不本意だけど、私がボランチに入って妹紅をDFに下げるのがベストだと思う。
   このままだと、やはりどう考えてもゴール前で守った後に手出しのしようが無くなるわ」

幽香の提案した案は、守備をした後でも自身がボールをすぐに受け取れれば。
この風をものともする事なく、前線へとボールを送れるというもの。
守備もそれなりにこなし、ボールキープもフィードも得意な幽香にはボランチに移動させるのも確かに適任な気もする。
妹紅としても、ゴール前の守備を固める意味でDFに移動してもらった方がいいかもしれない。
それとなく納得できる案ではあるが……しかし、これに猛反発をしたのはやはりにとりである。

にとり「私は橙を使うべきだと思うよ。 橙のスピードなら、この風の効果もあってすぐに自陣に戻れる。
    守備をした後も橙が下がってきてくれれば、そこから一気にサイドアタックが出来るよ」
橙「は、はい! 出来ます! 私にお任せ下さい!!」
反町「……うーん」


0ch BBS 2007-01-24