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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】
[427]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/12/21(月) 21:06:02 ID:???
椛「あー……まあ、とにかくそろそろ行こうッス。 いつまでもここにいちゃなんスし」
レティ「ええ、そうね」
何とも重苦しいムードになりそうになった所を、椛とレティがフォロー。
なるべく明るく振舞いながら一同を促し、控え室の前から離れる。
しかし、やはりとも言うべきか反町の顔は今ひとつ浮かない。
穣子(あほたれ、あんたみたいなのが器用に二つ一緒の事出来る筈ないでしょ。
堅実の手本みたいなあんたは、一つ一つ事態を解決するのが一番の近道なのよ)
反町「……なんだよ、穣子」
穣子「何でもないわよ」
穣子の呆れとも同情ともつかぬ視線を受け、眉を顰めながら口を開く反町。
だが穣子は盛大に溜息を吐くと……何でもないといいながら、ぽんぽんと反町の肩を叩く。
穣子「で……どうするの反町。 私はこの後、午後の試合見ていくつもりだけど」
反町「見て行くって……怪我は大丈夫なのか?」
穣子「あー……まあ、多少明日の試合に影響出るかもしれないけどね。
でもまぁ、どうせ家でゆっくりしても怪我の回復が早くなる訳でもないし……。
それに、皆も見て行くみたいだしね」
明日の決勝戦は午後からの試合。
明日の午前休めばいいや、とリグルやチルノを含むオータムスカイズの全メンバーは。
午後の試合を観戦していく事を決定したらしい。
反町(明日の試合は午後からか、それなら確かに試合を見ても大丈夫かな……? さて、どうしよう)
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0ch BBS 2007-01-24