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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】


[516]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/22(火) 22:18:42 ID:???
試合が開始されると同時、早速永琳へと渡るボール。
果たしてこれからどうやってゲームが動いていくのかと観客達が息を飲む中……。
なんと、永琳はその場でリフティングを開始。
ぽん、ぽん、とボールを跳ねつけながら薄い笑みを浮かべつつゆっくりとルナダイヤルズ陣営へと切り込んで行く。
慌ててそれを見たメイドHがタックルに向かうも……。

メイドH「あ、ああ!?」
永琳「…………」

しかし、まるでボールは意思を持ったかのように動き回りメイドHのタックルをものともせず。
永琳は何事も無かったかのようにゆっくりゆっくりと進撃。
そして、そんな中でパチュリーへと視線を向け……右手でくいくい、と自身に向かってくるよう挑発をする。

観客「お、おおおおお! そうだ、いけー、パチュリー!!」「永琳とパチュリーの正面対決だと!?これだけでご飯3杯いける!」

永琳「お手合わせ願えるかしらね……」
パチュリー「……本当、天才ってのは厄介ね。 ここでボールを奪われたらどうするつもりかしら。
      自己の欲求の為にチームに迷惑をかける……考えられない事だわ」
永琳「私が勝てば何の問題も無いのよ」
パチュリー(多少揺さぶれたとは思ったけど、メンタルが強いわね……。
      まあ、こちらも純粋に勝負をしたいといえばそうではあるし……行きましょうか!)

永琳のマイペースぶりに辟易しつつも、パチュリーはやや早足で永琳の元へ。
多少激しい運動ではあるが、薬が効いているのかまだ発作は起こっていない。


0ch BBS 2007-01-24