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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】
[594]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 20:22:30 ID:???
>F.後半出てくるだろう三杉がどれだけのプレイを見せるかだな
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反町「パチュリーさんも残りの体力は少ないだろうし……そうなると、やはり必然的に中盤を纏める選手が必要になる」
椛「それが……キャプテンのご友人の三杉さんッスか?」
リリーW「この前の試合ではあまり活躍してなかったように見えたですよ〜?」
幻想郷サッカー界の中では、まだまだ三杉の実力は低い方にある。
トップクラスの実力を持つ八意永琳には、まるで歯が立たないだろうし……。
恐らくは悟空、それにうどんげと勝負をする程度で手一杯だろう。
しかし、彼がただ普通に勝負に負ける姿は思い浮かばない。
反町(正直、一体三杉がどうするのか皆目見当はつかない。
だけど……あいつが黙ってやられるような奴とも、到底思えないよな)
外の世界では心臓病というハンデを背負いながらも、日向や翼、森崎らと肩を並べられる存在だった三杉。
その彼が、例え幻想郷サッカー界の天才と謳われる八意永琳を相手にしようと……。
そう簡単に負ける、とはやはり思えないのだった。
そして、反町が三杉が後半どのようなプレイを見せてくれるのだろうかと考えている頃。
当の三杉本人は、前半戦を戦い抜いた紅魔ルナダイヤルズの面々をベンチから出迎え。
それぞれに労いの言葉をかけつつ、甲斐甲斐しくもタオルやドリンクを渡して回っていた。
三杉「お疲れ様……前半は調子が良かったみたいだね」
美鈴「はい! それもこれも、三杉さんやパチュリー様のお陰です!」
三杉「僕は何もしていない、これは君の実力さ。 とにかく、後半も頑張って」
美鈴「はい!」
健康的な汗を流しつつ、コンバートするに当たっての練習で協力をしてくれた三杉に対し。
快活な笑顔を浮かべて感謝の意を伝える美鈴。
その笑顔の余りの眩しさに目を細めつつ……三杉は美鈴に後半もこの調子でと声をかけ、周囲を見回す。
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0ch BBS 2007-01-24