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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】
[597]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/12/24(木) 20:27:30 ID:???
永琳「次に懸念すべきはパチュリー=ノーレッジだけど……彼女は私が封じるわ」
輝夜「え、えーりんが!?」
慧音「ならば攻撃はどうするのだ……サイドアタックは恐らく無意味だぞ」
うどんげ(き、傷つくなぁ……)
さらりとうどんげの心に傷を作りつつ、攻撃手段はどうするのかと問いかける慧音。
しかし、永琳は首を振ってすぐに回答を用意する。
永琳「問題ないわ。 恐らく、彼女のスタミナからしてあと1回、2回攻撃すれば終わるという程度。
つまり、後半半ばになる前には彼女はベンチに下がる事となる。
その攻撃を完全にシャットアウトすれば、後は怯える事は無い……咲夜のロングシュートも、慧音なら止められるでしょう」
ラディッツ「スタミナ切れ狙いって訳か……」
永琳「そこが私と彼女の唯一にして絶対的な違いね……。
彼女が体力切れに陥れば、必然的に咲夜が攻撃の指揮を執る。 けど、そうすると守備はスカスカ。
パチュリーがいなくなればパスを多用して攻めあがりましょう、それで私達の勝ちよ」
輝夜「よ、よーし! なんだかよくわからないけど、えーりんの言う事だから間違いは無いわ!
みんな、それでいくのよ!」
永琳の説得力のある戦術を聞き、一同は何とか勝てそうだと安堵。
輝夜の意気のいい声に後押しされ、後半もガンガン攻めていこうとそれぞれ頷きあう。
一転してムードのよくなった永遠亭ルナティックスの面々を楽しげに永琳は見つつ……。
だが、その笑みの裏で唯一の懸念というべき事象について思いを馳せていた。
永琳(問題は……これをパチュリー=ノーレッジが予想していない筈は無いという事。
対抗策が打てるはずは無いけれど……さて、どうなるかしらね)
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0ch BBS 2007-01-24