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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】


[687]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/26(土) 00:09:40 ID:???
言葉にはしないが、レミリアがこの控え室へとやってきた理由はただ一つ。
まず間違いなく、咲夜を心配してやってきたのであろう。
でなければ、わざわざ試合に出場をしないレミリアがこの会場に来る訳も……。
そして、この控え室に来る訳も無いのである。
咲夜としてはそのレミリアの優しみが嬉しく、そしてありがたい。
一介の従者の精神が弱っているのを知り、そこに駆けつけてくれたのだ。
暖かい言葉もいらない、その主人の心が暖かいのでそれだけで十分である。

咲夜「ありがとうございます、お嬢様……」
レミリア「何の事だ? ……それにしても、茶菓子も無いのかここは」
咲夜「申し訳ありません、ペロペロキャンディーならばここに……」
レミリア「いや、それは茶菓子というには……まあ、いいか」

感謝の言葉はあっさりとかわされ、苦笑しながらも咲夜はペロキャンをレミリアへと差し出す。
緑茶にペロキャン、なんともミスマッチな取り合わせであるが一応レミリアも満足したらしく。
ペロペロと美味しそうにキャンディーを舐めている。

レミリア「それで咲夜……お前、まさかこのまま終わるつもりじゃないだろうね?」
咲夜「勿論ですわお嬢様……お嬢様の従者として、おめおめと敗北を認める訳にはいきませんもの」
レミリア「ふん、当然だ。 それで、どうするつもりだ?」
咲夜「はい、それは……」


0ch BBS 2007-01-24