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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】


[696]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/26(土) 01:02:25 ID:???
反町「ハッ! ここは……」
ゆかりん「はぁ〜い♪ いらっしゃーい、反町君」
反町「だ、誰なんだあんた一体……!?」

次に気がついた瞬間、反町がいた世界は辺り一面が雪景色の世界。
空からは粉雪が舞い降りており、地面に雪が降り積もり、しかし、まるで寒さは感じない。
そして、反町の目の前に立っているのはミニスカサンタ服の金髪の女性である。
反町の知っている誰かに似ているような気もしないでもないが、何故かその誰かを思い出せない。

反町「一体どういうつもりだ! 俺は明日大会があるんだぞ、返してくれ!」
ゆかりん「何だか一番最初に会った時を思い出すわねぇ……また自己嫌悪補正ついちゃうかもよ?」
反町「何言ってんだ!」
ゆかりん「まあまあ慌てない反町君、今日は私はあなたにプレゼントをしに来たのよ」
反町「何言ってんだ! って……プレゼント?」

反町の言葉に目の前の女性――ゆかりんは「そうでーす♪」と猫なで声を上げつつ。
背負っていた白い袋から3つの箱を取り出す。

ゆかりん「クリスマスだから、基本的に常識的で面白みの無いよい子な反町君にプレゼントなのよ」
反町「何だか棘がある言い方だな……っていうか、クリスマスって今日はもう26日だぞ?」
ゆかりん「こまけぇこたぁいいのよ。 本当は25日中に書くつもりだったけど……。
     予想以上に試合描写が長くなったのよ! もっとえーりんが圧勝ですぐに試合終わると思ってたのよ!」

なんだかよくわからない事を喚きつつ、いいからいいからと反町に3つの箱を差し出すゆかりん。
貰えるものならまあ貰っておこうかと思いつつ……反町はその箱に手を出そうとするが。
その寸前、ゆかりんはその口を開く。


0ch BBS 2007-01-24