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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】


[726]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/26(土) 19:42:21 ID:???
そのパチュリーの発言に、思わず咲夜と小悪魔、美鈴は目を丸くし。
逆に永琳は愉快そうに目を細めつつパチュリーを見やる。
知識の魔女――パチュリー=ノーレッジは、基本的に他者に借りなどを作らないタイプの人種。
誰かに頼みごとをするというのも、本来ならばしない人物なのだ。
それがわかっているからこそ紅魔館のメンバーは驚くのだが、パチュリーはそれらを一切気にせず。
真っ直ぐに永琳を見つめたまま、先ほどから終始無言で場のなりゆきを見守っていた外界からの助っ人を永琳の前へと連れ出す。

パチュリー「単刀直入に言う……彼の病を治してあげて頂戴」
永琳「病……心臓病かしら?」

反町のツテで外界から呼び出した助っ人――三杉淳。
卓抜したサッカーセンスを持ちながら、しかし心臓病というハンデを背負った選手。
彼に大幅な期待を寄せているパチュリーとしては、何としてもここで三杉の体を治療してもらいたい所だった。
これから三杉が成長するには、知識だけでなく体を動かすという事も必要不可欠。
その為には、全力で体を動かせるだけの体を手に入れなければならない。
その為にと永琳に三杉を治療するように言うパチュリーであったが……。
永琳は前情報も無いというのに三杉の病を一発で見抜き、思わず三杉は珍しくも驚きの表情を浮かべる。

永琳「試合中の動きを見ていれば大体わかるわよ……」
三杉(たった45分の僕の動きで判別つくなんて……)
パチュリー「話が早くて助かるわ。 ……それで、どうかしら八意永琳? ……治してくれるかしら?
      あなたもそこまでわかっているなら……彼の潜在能力を私以上に見抜いているでしょう」
永琳「そうね……」


0ch BBS 2007-01-24