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【勝利の風は】幻想のポイズン22【誰が為に】
[769]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2009/12/26(土) 23:05:35 ID:???
反町「……月曜の午前中はまるで人がいないな」
穣子「みんな、大会が終わって疲れてんのよ。 午前中くらい羽伸ばさせてやりなさい」
反町「ん? 穣子はいいのか?」
大会が終わって、疲れた体を心身ともに癒す為にも。
大会が終わった次の日くらいはしっかりと骨休めさせてバチが当たらないだろう。
反町もそれに対して特に何を言うでもないが……気になったのは穣子とリグルの予定。
二人は揃って丸一日○……即ち、家にいる事になっている。
普段から元気に溢れている穣子とリグルにしては珍しい事だなと思い指摘すると、穣子はニヤリといつもの意地悪な笑みを浮かべ。
反町の肩に肘を乗せながら口を開く。
穣子「反町君を一人ぼっちにしちゃ可哀想でしょ〜、泣いちゃうかもしれないしね」
反町「……子供扱いするなよ」
穣子「あんたは立派に子供よ。 ま、そんなわけだから月曜くらいは私が家にいてあげるわ。
あんたがどっかに行くってんなら私もどっか遊びに行くかもしれないけどね」
反町(……リグルもそういう考えなのかな?)
そんな訳だから、心配するなと反町の肩を叩きながら言ってくる穣子。
確かに一人で一日を過ごすというのは何とも寂しいものではあるが……。
何となく素直に礼を言うのも何か違うと判断し、反町は照れたように肩を叩き返した後自室へと戻る。
反町(ふぅ……さて、と。 まあ明後日からの予定はまた後で考えるとして……今日の残った時間はどうするかな?
明日は午後から試合だから少し余裕はあるぞ)
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0ch BBS 2007-01-24