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【ジゴロじゃなくて】小田Jr.の野望6【女の敵】


[111]小田ジュニアの野望:2009/12/29(火) 08:53:38 ID:uPtetbSM
紫乃「だから私にも『さま』はいらないの」

ここでえりるの顔をはっきり見ることが出来れば100点満点だろう。しかし、今の紫乃に
そこまで要求するのは無理な話で、紫乃は何かにおびえるようにじっと俯き、自分のスカートを
ぎゅっと握り締める。

えりる(う〜ん…ご主人様に許可を取らないまま変更しちゃっていいのでしょうか?…でも、紫乃様
のせっかくのお言葉ですし…ま、怒られた時は笑ってごまかしましょうか)

そんな事を思いながら、

えりる「わかりました。紫乃様は今日から紫乃ちゃんです。う〜ん!紫乃ちゃんかわいい〜!!」

俯く紫乃をそのまま大げさに抱きしめるえりる。
アンドロイドとはいえ、表面を有機スキンで守られており、その体温は普通の女性と変わらない。
その暖かさは硬化した紫乃の心を溶かすには十分なようだった。

紫乃「うん。ありがとうなの」

なんとなく、どことなく、誰に言われるわけでもないが、紫乃はなんだか救われたような気持ちになる。
それは小さな一歩だが、おそらくこの小さく儚い少女にとっては革命的な出来ごとである。

ぴこーん!
紫乃の社交性が1あがりました。


0ch BBS 2007-01-24