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【竹林カップ】幻想のポイズン23【天才の壁】


[108]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/30(水) 23:40:52 ID:???
昨日まで完徹で研究をしてたから、と大欠伸をするのは幻想郷自称最速のCF――霧雨魔理沙。
そして、優雅に紅茶を飲みながらも静かに待つのは爆発的キック力を持つFW――レミリア=スカーレット。
そう、VIP席でこの試合を観戦しているのは、この二人。
しかし、このVIP席に彼女達を誘ったのは別にまたもう一人いた。

紫「楽しんでらっしゃるかしら〜、お二人さん」
魔理沙「楽しむも何も……まだ試合は始まってないぜ」

事件の陰にやっぱり八雲……でお馴染みの八雲紫。
彼女こそが魔理沙、レミリアを呼び出した首謀者である。
扉を開けて、魔理沙らの様子を見に来た紫に対し悪態をつくのは魔理沙。
彼女としては久しぶりに眠ろうとしていたところに紫に強引にこんな所に連れてこられたのだから当然といえば当然である。
一方、レミリアといえばちらりと紫に目線を向けただけで……特にこれといって激昂する訳でもなく。
ただ、小さくもはっきりとよく通る声で呟く。

レミリア「それで、八雲の。 一体これはどういうつもりだ?」
紫「どういうつもりとは?」
レミリア「決まってる、この状況だ。 私はつまらん試合を見ていられる程、暇じゃない」
紫「あらあら、お友達や従者は観戦に来てますのに……」
レミリア「パチュリー、それに咲夜はあの八意永琳とはライバルに近い関係だ。 あいつが出ている試合が気になるんだろう。
     それに、三杉とかいう奴に幻想郷でのサッカーを見せてやる意味もある。
     だが、私がこの試合を見る意味は無い。 八意永琳も私の敵ではない、観戦するだけ無駄だ」
魔理沙「っていうか、永琳が強いのは当然つーか今更だしな。 今まで散々見たんだから今更見ても意味無いぜ」
紫「あら……これはとんだ勘違いをされてるみたいね、お二人とも」
レミリア「なんだと?」


0ch BBS 2007-01-24