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【竹林カップ】幻想のポイズン23【天才の壁】
[227]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To
:2010/01/05(火) 19:13:56 ID:???
どこか不満げに頬を膨らませる穣子に、がっくりと項垂れて萎びた耳を垂れ下げるうどんげ。
それらを見やりつつ、永琳は小さく溜息を吐くと上がり始めた反町に追従し自陣へと戻り始める。
どうやら完璧に、反町のマークにつくようである。
反町(くそっ、厄介だな……これじゃボールを貰えない。 リグルと幽香さん頼みになるか?)
心の中で舌打ちをしながら、反町は妹紅のクリアーしたボールの行方を探る。
妹紅が蹴ったボールは、うどんげを追って下がり目の位置にいた幽香ではなく。
やや右よりに位置する場所で待ち構えていたメディスンへと渡っていた。
ジョン「さぁ〜、ここで攻守逆転! オータムスカイズ、メディスン選手にボールが渡りました!
このメディスン選手、試合ではボランチとして起用されることが多かったのですが……。
果たしてこの試合ではどういった動きを見せてくれるのか? 注目です!」
ボールを持ったメディスンは、やや緊張した面持ちをしながらも周囲を見回し状況を確認。
今日のフォーメーションにおいて攻撃陣と言えるメンバーはリグル、反町、幽香3人。
しかし、幽香は今ようやく上がり始めたという感じでやや後方におり反町には永琳がマーク。
唯一リグルへのパスコースは空いているようにも見えたが、彼女にグラウンダーのパスを渡しても駄目だとすぐさま判断する。
メディスン(ここは私が運ぶしかない……!)
少なくとも幽香が上がってくるまでは自分で持って行くしかないだろうと判断したメディスン。
気合を入れなおし、顔を強張らせながらもドリブル突破をしかけるが……。
当然、そんなメディスンを止めようと永遠亭ルナティックスの守備陣もすぐさま駆け寄ってくる。
ラディッツ(こ、こいつならそこまでドリブルが得意じゃなかった筈! 奪えるぞ!)
メディスン(こいつはそこまでタックルが得意じゃなかった筈……抜けるわ)
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0ch BBS 2007-01-24