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【竹林カップ】幻想のポイズン23【天才の壁】


[32]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To :2009/12/30(水) 03:06:12 ID:???
>佐野に救いの手を…→ ダイヤA =???「あたしゃここにいるよ!」 元祖師匠、面白い逸材を見つけたと登場!
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佐野「え……?」

がっくりと地面に膝をつき、自信をすっかり失っていた佐野に突如かけられる声。
思わず佐野が振り向きその声の正体を確かめようとすると……。
なんと背後には青い装束を纏い、頭にとんがり帽を被り、三日月を模した杖を持つ――。
足が存在しない緑の髪をした女性が、立っていた――否、佇んでいた。

佐野「!?」
???「あたしゃここにいるよ。 おや、どうしたんだいそんなに震えて」
佐野(あ、足が無い!?)

ふよふよとまるで雲山のように浮遊をしつつ、笑みを浮かべているその女性。
一方で佐野は正体不明の明らかに人間じゃない人を見て目を丸くして驚きつつ。
一体何をされるのかと恐怖で全身を震わせる。
もしかして食われるのか、それとも八つ裂きにされて殺されるのかとびくびくする佐野だったが……。
その緑髪の女性は、佐野にとって予想もつかない言葉を吐くのだった。

???「お前さん師匠を探しているんだろう? どうだい、私の弟子になってみないかい?」
佐野「え、ええええ!?」

確かに師匠を探してはいたが、まさか誰かからアプローチをされるとは思ってもいなかった。
驚く佐野を見てカラカラと快活に笑う女性だが……しかし、佐野はよく考える。

佐野(ど、どうしよう? 誰だかわからない人からいきなり弟子になれとか言われたぞ……ああもう、訳わかんねぇ!
   俺はゆっくり自信喪失もできねーのか!?)


0ch BBS 2007-01-24