【竹林カップ】幻想のポイズン23【天才の壁】

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[50]幻想のポイズン ◆0RbUzIT0To ：2009/12/30(水) 18:46:43 ID:???
＞Ｂ．「是非弟子にしてください！」　土下座して頼む
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もうこうなれば恥も外聞も無い、と思い切り土下座をし頼み込む佐野。
一体誰なのかはわからないが、どう見ても普通の人ではない目の前の女性。
その体から発する威圧感も並々ならぬものであり、先ほどの鬼らと同等かと思われる程である。
ならばこのチャンスは逃すまいと必死に頼む佐野なのだが……。

？？？（……ちょっと頭が弱いのかねぇ？）

目の前の女性からしてみれば、佐野の答えは悪い意味で意外なものだった。
それもまた当然といえば当然。
このような往来で得体の知れない人物に弟子にならないかと誘われ、すぐさま承諾をするというのは……。
やはり普通の人物として、少々ズレているとしか思えない。
少なくとも相手の素性を聞いたり、或いはサッカーの実力を見せてもらうのが普通だろう。

？？？（まあ、そういう意味では面白そうな奴ではあるね。　あの子とは別のタイプで退屈しそうにないよ）
佐野「あ、あの……？」
？？？「ん、いやいや、何でもないさ。　よし、それじゃあこれからお前さんは私の弟子だよ！
　　　　さぁ、まずはお前さんの基礎的な能力を鍛える必要がある！　ついておいで！」
佐野「え！？　い、いきなりですか！？」
？？？「当たり前さ！　お前もわかったろう、今のお前の実力は幻想郷じゃ下から数えた方が早いんだ。
　　　　他も練習なんかをしている分、お前は倍以上頑張らなきゃならないんだよ」

慌てる佐野の襟首を掴み、強引に引きずって練習場へと向かおうとする女性。
果たしてこの女性の名は何なのか、一体何者なのかという疑問を残しつつ視点は再び反町の方へと戻るのであった。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　【佐野　満の章　つづく】

※？？？の佐野に対する感情が　？？？→(文字通り馬鹿弟子)→佐野　になりました。
※佐野の？？？に対する感情が　佐野→(師匠…でいいのかな？)→？？？　になりました。

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0ch BBS 2007-01-24