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【強襲!】キャプテン森崎35【ウルグアイ】


[291]2 ◆vD5srW.8hU :2010/01/28(木) 20:25:39 ID:xTGDmirf
どちらかと言えばサンパウロ寄りの実況に対し、観客はこれ以上無い程あからさまに翼贔屓だった。
だがそのどちらも実際にフィールドに立っている当事者達にとっては大して意味は無かった。

若林「フッ…俺が見くびられるのも今日までだ。悪いが引き立て役になってもらうぜ、翼」

翼「…良い目だ。昔の期待外れの虚勢とは全く違う自信を身につけたんだね」

若林「ああ。森崎の首を先に取られた分、しっかりお前から取り立てさせてもらう」

翼「勝負だ、若林くん」

ガシッ!

かつてのライバルの二人が熱い握手をかわす。すると場を取り成す様にカルツが咳払いをした。

カルツ「おいツバサ、俺にも構って欲しいぜ。妬いちゃうよ?」

翼「おっと、ごめん。君を軽視する訳じゃないんだカルツ。ただ若林くんは長い付き合いだから」

カルツ「お暑いねえ。だけど俺もお前に色々借りがあるって事は忘れんでくれよ」

翼「…ああ、それは良いんだけど」

茶化しながら闘志をぶつけてくるカルツに翼も笑顔を零したが、ついで嫌そうな表情で視線を逸らした。

翼「アレ、何とかしてくれない?」

ポブルセン「てめえ…言うに事欠いて”アレ”呼ばわりだと!?」

カペロマン「そりゃ〜嫌な物扱いされるよな」

メッツァ「あ〜あ、また乱闘が起きるのかなあ」

彼の視線の先ではポブルセンが今にも飛びかかりそうな表情で眼光を飛ばしていたのだ。
チームメイトの野次は気にならないが翼の態度は許せないらしい。
その理不尽さにはカルツでさえも苦笑してお手上げのポーズを取った。


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0ch BBS 2007-01-24