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【強襲!】キャプテン森崎35【ウルグアイ】


[351]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/02(火) 17:06:40 ID:fo6NVmUA
周囲とはかけ離れた程苛立った表情で黙り込む翼の姿にロッカールームは
何時の間にか静かになっていた。マウリシオに声をかけられてようやく翼は
自分が周りの雰囲気を乱している事に気付き、慌てて眉間の皺を解く。

翼「ゴ、ゴメン。後半のゲームプランを考えていたんだ」

ロベルト「そこまで思いつめた顔になる程危機的な状況じゃないだろう?(…だよな?そうだよな?)」

翼「い、いえ!油断は出来ません。カルツはスロースターターです、後半から一段上の選手になってくるんです」

ストラット「そういえばそんな事言ってたな。でもビデオだとそんな様子無かったぞ?」

翼「それはどれもハンブルグが勝っていた試合だったからだよ。彼は追い詰められてから本気を出すクセがある筈なんだ」

ドトール「確かにそういうタイプの選手も居るな」

アマラウ「じゃあ、作戦に変更が必要なのか?」

翼「…いや、基本的な戦い方はこのままで良いと思う。ただ、一段と気をつけておきたいって事だよ」

バビントン「(ツバサ…また張り詰めている…)」

ロベルト「(えーと、こういう時の監督っぽいセリフは…そうだ、これだ)確かに油断大敵だ。
自信と慢心を間違える者は簡単に負けてしまう。後半も気を引き締めてかかれよ、皆」

サンパウロメンバー『はい!』

翼「(皆は…負ける事が怖くないのかな。俺は何故かこんなに怖いのに…)」

サンパウロのハーフタイムは一部意識の乖離はあったものの、チーム全体の空気は良好なまま過ぎていった。


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