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【強襲!】キャプテン森崎35【ウルグアイ】
[384]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/02/07(日) 12:46:13 ID:y+V7lW+9
この時サンパウロの選手達が彼の近くを通りがからなければ彼の闘志はそのまま消えていたかも知れない。
マウリシオ「やったッスね!これで勝ちですよ!」
翼「ああ、後はこのまま試合をきっちりコントロールし続ければこれが決勝点になる」
ストラット「絶対そうしなくっちゃな。正直俺はもうクタクタだ」
カルツ「(クタクタ…)」
カルツはストラットのセリフを聞き、絶望で下げていた頭を上げた。
カルツ「(そうか、ストラットはもう限界なんだ…だが、今となってはもう意味が…何!?あ、あれは!)」
そして見た。
息が荒くなっており本人の言う通り疲れていそうなストラットの側に立つ翼を。
翼の顔に流れる汗の筋を。
わずかながら震えている翼の脚を。
カルツ「(疲れている…ストラットだけではない、ツバサも疲れている!どんなに強くても
人間である以上スタミナは有限だ!ツバサだってシュナイダーだってそうだ!)」
次にカルツは見た。競技場に備え付けられた電光掲示板とそこにある時計を。
時計は後半23分を示していた。
カルツ「(まだ20分以上残っている…そして俺の体はまだまだ動く!俺は…いや、俺達はまだ負けていない!)」
カルツは立ち上がりキャプテンマークの位置を直してから歩き始めた。自陣ゴール前の仲間達の所へ。
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0ch BBS 2007-01-24