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【強襲!】キャプテン森崎35【ウルグアイ】
[406]2 ◆vD5srW.8hU
:2010/02/11(木) 16:57:12 ID:wTTsNljM
グワアアアッ!!
ポブルセンが絶好の位置で右足を振り上げた時誰もが「決まった」と思った。
ヒュンッ!
疾風の様に彼の目の前に駆け込む人影を見るまでは。
ポブルセン「!?…上等だァアアア!!俺の力を思い知れェエエエ!!!」
翼「負けない!俺は…負けない!勝つんだァアアアア!!」
それはポブルセンのマーダーショットを打ち返しに行った翼の姿だった。
バッギュォオオオオオオオオオオオオオオオオン!!
バッギィイイイイイイイイイイイイイイン!!
ポブルセン「…ウソだ!こんな事が…!!」
翼「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ドッグゥォワァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!
ポブルセン「俺は認めね…ぎゃああああああっ!!」
ポブルセンは己の暴力を倍返しで叩きつけられ、大型車に跳ねられたかの様に宙を舞った。
ギュゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォオオオオオオオ!!
ボールは彼の体と言う障害など最初から無かったかの様に爆音を立ててフィールドの反対側に向かって飛んでいった。
殆どの観客は何が起きたか咄嗟には分からなかっただろう。
だが打ち返されたボールが空気とフィールドを切り裂く光と化した事はかろうじて分かった。
彼らは皆思った。「これが決まらない訳が無い」と。
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0ch BBS 2007-01-24