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【強襲!】キャプテン森崎35【ウルグアイ】


[462]2 ◆vD5srW.8hU :2010/02/17(水) 00:04:00 ID:Lbs+zOxw
>C 三杉のリクエストを話しておく。

森崎「(とりあえずこれから片付けておくか)その事なんですが、実は三杉がFWで出たいって言ってたんですよ」

見上「ほう…」

見上は森崎の言葉に眉を動かし、手元のノートブックを見直してから唸った。

見上「三杉もその発想に到ったか。私も選択肢の一つとして考えていた事ではある」

森崎「あいつが日向と組めば得点力はかなり上がるでしょうね。ただし、そうしたら中盤は…」

見上「そう、三杉抜きではただでさえ不利な中盤の守りは最早放棄するに等しいだろう。
葵は守備型の選手では無いし、松山と中山が頼れん以上ボールは最終ラインで奪い返す事になる。
つまりカウンターをメインにして戦う事になるが…ハンブルグの得点源がMFに集中している分、正解かも知れん」

森崎「確かに…ヤラとクラウスでしたっけ?あのツートップ。あの二人は全然怖くないですからね。
これがシュナイダーだったら話はまるで違ってくるんですが」

見上「今のハンブルグにシュナイダーが残っていたら勝ち目はゼロに近いだろうよ。
だが幸いな事にそうではない…よし、本人も希望しているなら三杉FW案を使うとしよう」

森崎「(トントン拍子に話が進んだな。三杉、今度こそしっかり活躍しやがれよ)」

森崎との議論の効果もあり、三杉の希望は無事聞き入れられた。
見上はノートブックに何かを書き込んでからコーヒー缶を一口啜り、それから森崎に向き直った。


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