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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】
[449]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/02/19(金) 00:58:39 ID:CpzVg+g2
森崎がその視線に気づいたかどうかは定かではない。
だが一つ確実なのは、レミリアが目を向けたその瞬間に、まるでそれに応えるかのように彼が飛び出した事だった。
森崎「(絶対に止める……! この俺が負けっぱなしで終わってたまるかッ!)」
持ち前のバネを活かして地面を蹴り、ボールへ真っ直ぐに両手を伸ばす。
負けたくない、と森崎は思った。
他の誰に負けたとしても、この相手にだけは負けたくない。
奇しくもその感情は、彼が常日頃忌み嫌っている大空翼に向けているのと全く同じものだった。
森崎「うおおらああああああああああッ!!」
レミリア「……!」
ガシィ、と両腕で体ごとしっかりとボールを押さえつける。
まるで炎に焼かれるかのような痛みが両腕に走るが、ボールは離さずにただひたすらシュートの威力に負けるまいと踏ん張り続ける。
咲夜「森崎ッ!」
森崎「クソ、この……!」
じりじりと踵が土を削っていく。
だが、それも彼の足がゴールラインに触れる直前で止まり……そしてついに、ボールは森崎の腕の中で完全に熱を失った。
レミリア「(……止められた?)」
森崎「(止めたか……?)」
森崎自身が半信半疑といった様子で胸元のボールを見下ろした、その瞬間……
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0ch BBS 2007-01-24