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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】


[482]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/02/23(火) 00:10:51 ID:rOATP3VQ
中山「ナイスパス、レティ! このボール、無駄にはしないぞ!」

パシィィッ!

実況「これは良いパスが渡ったァァ!
   中盤の底の朔夜選手を抜いて、後はレミリア選手の抜けた最終ラインを残すのみ!
   時間ももうロスタイムに突入、これが正真正銘最後のチャンスだ! さぁここからどう出る、がんばりフォーレスツ!」

ミスティア「(……っ、こんな時に……)」

メルラン「中山、こっちこっち!」

リグル「私に任せて! 絶対に決めてやる!」

中山「(どう出る、か……)」

熱の篭もった実況を聞き流しつつ、中山は冷静に周囲を見渡す。

前には最早3バックと美鈴が残るのみ。DFには特に注意すべき選手も残っていないので、パスを防がれることはまず無いだろう。
味方は左にメルラン、PA内にリグル。ミスティアはあの様子からしてもはや限界であろう。一応後ろから中里も上がってきているが……

中山「(あるいは、自分自身で突破して一対一を狙うのもアリか……)」

逡巡しながらも足を止めずに前へ進む中山。そんな彼の姿を、森崎はゴールポストに半ば寄り掛かるようにして眺めていた。



0ch BBS 2007-01-24