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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】
[514]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/02/24(水) 23:32:55 ID:IWvMN/2Q
森崎「決めやがったか……」
はるか向こうで皆に祝福されている中里をゴール前から眺めながら、森崎は呟いた。
煩いはずの実況や観客たちの喧騒すら、今ははるか遠いことのように感じられた。
雪崩攻撃で皆が上がっていったため、今の森崎の周りに味方は居ない。
皆の輪に加わろうにも、既に力を使い果たした森崎では前線まで歩いていくことすら億劫であった。
森崎「……これで、試合は俺たちの勝ちだな」
再び独り言。しかし、今度は答える声があった。
レミリア「そうね。……今回はあなたの勝ちよ」
森崎「……ッ?! レ、レミリア?」
レミリア「何? 化け物でも見たような顔をして」
何故ここに居るんだという森崎の視線を無視して、
レミリアは森崎が寄りかかっているゴールポストの反対側に、森崎と同じように背中を預けた。
森崎「何だ、守備に戻らなかったのかよ」
レミリア「そうよ。探しでもした?」
ゴールポストを挟んで背中合わせになったレミリアが、大きく息を吐く。
どうやら戻らなかったのではなく、戻る体力が無かったというのが真相らしい。
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0ch BBS 2007-01-24