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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】


[770]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/05(金) 01:27:43 ID:udFNBMN6


森崎とG番がグラウンドで特訓している頃。

蓮子「(……)」

秘封倶楽部の片割れである蓮子もまた、森崎達に続くようにメリー邸を抜け出そうとしていた。

暗い玄関から苦労して自分の靴を探し出し、そのまま靴紐をとかずにつっかけてトントンとつま先で地面を叩く。
5秒で靴を履き終わると、後は予め玄関脇のハンガーにかけておいた、お気に入りの鍔広帽で頭を乱暴に押さえつけ……

メリー「……蓮子? 何処かに行くの?」

蓮子「メリー……」

気がつくと、すぐ後ろに寝ぼけ眼のメリーが立っていた。

不味い相手に見つかった、と蓮子は思った。
普段なら一心同体といっても過言ではないこの親友は、しかしこの場では最も出会いたくない相手であった。

蓮子「別に……ちょっと眠れなくてね、散歩よ散歩。すぐに帰ってくるわ」

メリー「散歩? ……そんなカバン持って?」

メリーが指さす先には、蓮子が部屋から持ってきた少し小さめのショルダーバッグがあった。
……流石にこれを持って散歩という言い訳は無理があったか。蓮子は自分の浅はかさを呪った。

メリー「大体あなた、今日の昼間からちょっと変よ? それに、夕食の時だって……」

蓮子「……」



0ch BBS 2007-01-24