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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】
[798]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk
:2010/03/09(火) 01:29:20 ID:fk8UAwL6
眠れぬ者たち→ ハート7
ダイヤ・ハート→パチュリーと美鈴と朔夜だった。
その三人が同時に集ったのは決して示し合わせたからではなく、単なる偶然であった。
一人はある者をもう一度地に這わせるために、一人はある者を越えるために、そして一人はただ己の不甲斐なさを恥じて。
パチュリー「それじゃあ始めましょうか。……私は撃つ、あなた達は止める」
けほ、と僅かに咳き込みながらボールを弄ぶのはパチュリー。
喘息持ちということもあり、
普段なら滅多に練習などしない彼女が自主的にグラウンドに立つというのは中々珍しい光景であった。
対するのは、咲夜が抜けた後のスカーレットムーンズゴールを守る朔夜と美鈴。
森崎を越えるという目標を持つ美鈴の横で、朔夜もまた越えるべき目標を見つけていた。
朔夜「(メイド長に……咲夜様に、私は……!)」
最初は主や部下への義務感から、少しでも咲夜との差を縮めようとしていた朔夜。
しかし今では、誰よりも朔夜自身が咲夜に追いつきたいと願うようになっていた。
その胸の内に秘めるのは、大きな憧れと、僅かなコンプレックス。
そして美鈴もまた、目標に向けて決意を新たにしていた。
フォーレスツを抜けてから美鈴はひたすらGKとしての練習に集中し、多少なりとも森崎との差を縮めたつもりでいた。
しかし、実際は……美鈴が一歩を進む間に、森崎は二歩も三歩も先に進んでいたのだ。
……だが、それでも。
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0ch BBS 2007-01-24