※人気投票開催中※
01/17(日)00:00-01/30(土)23:59
第二回鈴仙奮闘記キャラ人気投票
※新板できました※
ダイス創作物語板
ブログ 現行スレ 投票 最新20

1- レス

【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】


[816]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/11(木) 14:56:29 ID:LEeMa7Wk
ガッ! ドゴォォォォッ!!

パチュリー「ぐっ……?!」

美鈴の飛び蹴りと朔夜のククリが同時にボールへとヒットし、その後ろに居たパチュリーもたまらず弾き飛ばされる。
彼女もまさか撃つ前に弾かれるとは思っていなかったのか、バランスを崩して背中から地面へと落ち……

パチュリー「くっ……ごほっ、ごほっ……」

朔夜「ああっ?!」

美鈴「パ、パチュリー様! 大丈夫ですか?!」

咳き込むパチュリーを見て、慌てて二人が駆け寄ろうとする。
だが、パチュリーはそんな彼女たちを手で制しながら、ゆっくりと立ち上がった。

パチュリー「けほっ……大丈夫よ。
      それより早くゴール前に戻りなさい。今のは悪くなかったわ……私も練習し甲斐が出てきたってものよ」

落ちたボールを屈んで拾い、レミリアのようにニヤリと笑って見せるパチュリー。

パチュリー「(たとえ喘息に蝕まれていようと……やるからには勝つ。勝つためには練習する……それだけよ。
      ……ふふ、おかしいわね。ついこの間までは、サッカーに興味なんて無かったのに)」

すっと姿勢を正し、二人が守るゴールを見据えるパチュリー。
その冷たい水晶を思わせる薄紫色の瞳にはしかし、静かに闘志の炎が燃えていた。


*三人の能力がそれぞれアップしました。
*さらに、朔夜の「紅魔特攻スライディング部隊」が「集団戦術」に変化しました。
*十七日目終了。十八日目へ……。


0ch BBS 2007-01-24