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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】


[867]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/15(月) 22:54:38 ID:DNMQZrOc
迫ってくるボールに何故か漠然とした不安のようなものを感じた森崎は、
キャッチのために開いた手を寸前で握り締め、ボールを真正面から叩き付けるように弾き返した。

……そして結果的には、それは非常に良い判断であった。

幽香「……あら、残念。防いだわね」

森崎「危なかったがな……クソッ」

ビリビリと痺れる右拳を振りながら、森崎が顔を顰める。
ボールが拳に触れた瞬間、その速度からはあり得ないほどの衝撃が腕全体に襲いかかったのだ。
おそらくは、幽香の「趣味」を主眼に置いたシュートだったのだろう。
あのままキャッチに行っていれば、流石の森崎と言えども危なかった筈だ。

森崎「ボールが遅いのもわざとだな?」

幽香「ええ。だって、反応してくれないとつまらないもの」

それがどうかした? と笑う幽香。
仮にGKの腕を破壊するほどの威力のシュートを打てたとしても、相手のGKがそのシュートに触れられなければ意味がない。
確実を期するならば、最初からGK自体を狙うか……もしくは、どんなGKでも反応出来る程度の速度に抑えるか。


0ch BBS 2007-01-24