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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】


[893]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/17(水) 19:45:58 ID:/QKcKyyA
幽香1→  クラブ9  ダブルスパーク 55+(カードの数値)=64
幽香2→  スペード3  ダブルスパーク 55+(カードの数値)=58
萃香→  ダイヤJ  キャッチ 57+(鬼の怪力+3)+(MPP+3)+(カードの数値)=74
≦−2→萃香が見事にキャッチ!

幽香「……ッッ!」

ズバッ!! ガッ!

チップキックでボールを前へ浮かせる幽香。
ここまでは先程森崎に放ったシュートと同じ。だが、そこからが違った。

ザッ! ブォォン!!

幽香の体が一瞬ブレたかと思うと、彼女の隣にもう一人、別の幽香が出現する。
見紛う事無き分身。しかも、中里が使うような残像による分身ではない。正真正銘、幽香が二人に「増えた」のだ。

その証拠に、二人の幽香には外見に微妙な差異があった。
服装は、お互いに赤いチェック模様を基調としている点では変わらないが、
いつもの幽香がスカートなのに対し、分身はゆったりとしたパンツ。
さらに、強いウェーブのかかった松葉色の髪は腰まで届き、凛とした赤い瞳もどことなく眠たげであった。

森崎「(幽香……だよな? 雰囲気が違うせいで別人にも見えるが)」

常に苛烈な気配を漂わせている幽香に対して、分身から感じられるのは緩やかな静の気配。
しかし、互いに共通する苛虐の悦びに歪んだ口元が、何よりも彼女たちが同一人物であることを物語っていた。



0ch BBS 2007-01-24