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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】


[895]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/03/17(水) 19:48:17 ID:/QKcKyyA
幽香「なっ……?!」

萃香「残念だったねぇ。どうだい森崎、私の力は?」

もの凄い形相で睨んでいる幽香を一瞥した後、ゴール脇の森崎へと振り返る萃香。
その表情が一転して気の抜けた物に戻ると、体もそれに応じてしゅるしゅると小さくなってゆく。

森崎「む……」

森崎が萃香に向けて何かを言いかけた、その時。

中山「おい、森崎! 一体何の騒ぎだ?」

メリー「随分派手に練習してるわね……って、あれ? 萃香?」

リグル「(げげ、何か幽香の機嫌が滅茶苦茶悪くなってる!)」

騒ぎを聞きつけたフォーレスツのメンバー達が、森崎達の方へと駆けつけてきた。
ふと時計を見れば、時間は正午に指しかかろうという所。おそらく、他の組の練習はもう粗方終わったのだろう。

萃香「……ありゃ、団体さんのご到着だね。あんまり関わると霊夢がうるさいし……しょうがない。
   返事は聞きたかったけど、今日はこの辺で退散させてもらうよ。また今度、ゆっくり出来るときに会おうね」

幽香「……ッ! 待ちなさいよ!」

手をふる萃香に向かって、幽香が慌てて詰め寄る。
だが、萃香の体はそれよりも早く端からほつれて白い霧になり始め……そして、ついには完全に消え去ってしまった。



0ch BBS 2007-01-24