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【守矢杯】森崎が幻想入り 10話目【嵐の予兆】


[984]森崎in幻想郷 ◆WoDqDt9wrk :2010/05/08(土) 19:30:34 ID:???
………
……


森崎「(ん……もう朝か)」

朝。窓から差し込む光によって森崎は目覚めた。
何やらもやもやとした違和感を感じるが、頭を振ってそれを振り払う。

時計が指す時間は6時丁度。
ギリギリというわけではないが、かといっていつまでも微睡んでいられる時間ではない。

私立幻想入り女学院の教師・森崎有三。それが彼の肩書きだった。
教師と言っても、今年教育大学を出たばかりの新米である。教鞭を取ることになって2ヶ月目、慣れないことはまだまだ多い。

メルラン「あ、お兄ちゃん! 起きた? ご飯出来てるけど、食べるよね?」

森崎「そうだな、貰うか。……いつもすまんな」

ばたばたと、義妹のメルランがドアを開けて顔を覗かせる。三年生を担当する森崎とは接する機会は少ないものの、
義妹も今年から幻想入り女学院に通うということで、実家より学院に近い森崎の家に下宿に近い形で住み込んでいるのだ。

森崎としては家事全般を引き受けて貰っているので助かる反面、
ようやく今年から一人暮らし! という夢を打ち砕かれたので少し釈然としない気持ちもある。



0ch BBS 2007-01-24